ハゲでごめんね

ハゲの人へ、ハゲそうな人へ、ハゲが身近にいる人へ

中年A

カツラ


身近にこの人はカツラかな、という人いないだろうか。
僕が転職した先の職場にいたAさんはまさにそういう人だった。


見た目にも明らか。

よく言われることかもしれないけど

生え際が不自然なのと髪質と顔のシワがアンマッチですぐにわかる。

同僚たちもAさんがいない場所で

Aさんの話題になるとカツラ話になる。

Aさんは温和で良い人なのだが、必ず嗤われることになる。

何でズラはばれると嗤われるのかなあ。

隠すことでその人が恥ずかしいと思っていることを露呈してしまう。

体を隠すほうがイヤらしいというアレに近いのかもしれない。

隠しているといじりたくなるのは人のサガである。

 

僕はハゲ丸出しにしてしまったが、

人は時に「潔かったね」とか褒め?られることや

「カツラは良くないよね」などと慰め?られることがあるけど、

実は僕もカツラをかぶっている。

というのは、比喩的表現で、心にカツラをかぶっている。

一見ハゲ丸出しに見せかけて実は心にカツラをかぶっている。

だから、みんなと一緒にAさんを嗤ったりすると

心がチクチクしてくる。

心のパンツといってもいいかもしれない。

 

今は異動してお会いすることも滅多にないAさん、

お元気でしょうか。

カツラが必要ならぜひこれからもカツラを着用し続けてください。

人は隠すことも必要ですよね。

 

【本日の教訓】

たぶんAさんもカツラだとバレていると知っていたんじゃないかな~